「身体のメンテナンスはお顔から」をテーマに、
寺倉鍼灸按では貴方の笑顔のお手伝いをいたします。
身体のメンテナンスに重要なポイントが
元気のみなもと セロトニン です。
セロトニンについて、少しご紹介いたします。
そして、セロトニンを効果的に増やす方法として、セルフメンテナンスでお顔の刺激についてお知らせいたします。
施術に伺うことができない!
次回のご予約まで10日ある!
なんかイライラする!少し元気がない…
といった時には、セルフメンテナンスでお顔を刺激してみてはいかがでしょうか。
先ずは、セロトニンについて…
セロトニンとは
セロトニンは、
幸せホルモンと呼ばれていますが、正しくは脳内の神経伝達物質のひとつです。
脳内神経伝達物質には、20数種類あるといわれていて、研究が進んでわかってきているものの中には「ドーパミン・ノルアドレナリン・セロトニン・GABA・グルタミン酸・ヒスタミン」などです。
この神経伝達物質のドーパミンは喜びや快楽などをコントロールし、ノルアドレナリンは恐怖や驚きをコントロールします。
セロトニンはこの2つのコントロールを調整する働きがあり、セロトニンが低下するとこの2つのコントロールのバランスが崩れ、様々な精神症状を引き起こすといわれます。
自律神経に関係する血管の収縮機能(血圧)・消化に関して腸管の動き(便秘下痢)・体温調節(冷えのぼせ)などがうまくいかず、身体に様々な症状・不快感を起こす結果、さらに不安や抑うつ気分・攻撃性が高まる・パニック障害・睡眠障害などを引き起こします。
近年、セロトニンの低下の原因に、女性ホルモンの分泌の減少が関係していることが判明し、更年期障害と関わりがあることが知られるようになりました。
e-ヘルスネット(厚生労働省)より一部引用しています。
セロトニン | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)
セロトニンを増やすには… その1
セロトニンは必須アミノ酸のトリプトファンという有機化合物から合成されますが、トリプトファンは体内で作り出すことが出来ない物質なので、タンパク質として食事から摂り取り入れる必要があります。
トリプトファンが多く含まれる食品は、
豆腐、納豆、味噌などの大豆製品
牛乳、ヨーグルト、チーズなどの乳製品
かつお、鰹節、バナナ、ゴマ、ナッツなども多く含まれています。
トリプトファンからセロトニンを合成する際にはビタミンB6も必要です。
ビタミンB6が多く含まれる食品は、
マグロ、鮭、バナナ、にんにく、牛鶏レバー、ピスタチオ、などです。
まだ、セロトニンを増やすには大事なことがあります。
それは、日光浴と適度な運動です。
1日15分~30分程度、陽にあたると良いとされています。
女性は骨粗鬆症の予防に、陽にあたりましょう!と推奨されていますね…
朝食前に牛乳とバナナで少しエネルギーチャージして、20分のお散歩。
朝は太陽も高くないため紫外線対策も簡単にすむでしょう。
お散歩後には「和の朝食!」ってイメージですが、
ご飯に味噌汁、納豆、焼き鮭、デザートにバナナとヨーグルト。
というのはいかがでしょうか?
セロトニンを増やすには… その2
食事、運動、日光浴は大事ですが、
その他にもセロトニンを増やす方法が多々あります。
その中の一つをご紹介いたします。
「表情筋(お顔の筋肉)を刺激する・動かす」です。
例えば、歌をうたったり、お話しをしたり、お化粧をしたり、お顔をマッサージしたり、お食事をしっかり噛む!です。
イライラした時や少し落ち込んだりした時には…
カラオケで発散!という方もおられるでしょう。
またお友達と夜通しおしゃべり(愚痴をきいてもらう?)するとスッとしませんか?
髪をカットしに行く!ということはございませんか?
頭皮はお顔の筋肉の一部と言われています。
というように、ストレスがたまってきたときには、皆さん意識せずともストレス対策として表情筋(お顔の筋肉)を刺激することでストレス回避されていらっしゃったのでしょう。
ただコロナ禍で、
カラオケがまん、お友達と会えない、美容院へ行く間隔が開いてくる…など、ストレス回避がやりにくい状況が続いています。
そこで!
表情筋(お顔の筋肉)を刺激する・動かすに東洋医学のツボ(正式には経穴:けいけつといいます)をプラスして、セルフメンテナンスが行えるようにご紹介いたします。
いかがでしょうか!
次回、方法について詳しくご紹介いたします。