2022年6月のカレンダーを作成しました

6月のお休みは、

日曜の

5.12.19.26日です。

専門学校出講のため

火曜の 7.14.21.28日は、

ご予約をお受けすることはできません。

今月のお花のご紹介

6月のお花のご紹介は、百合(ユリ)です

5月の芍薬に続き…

古から美人の例えにあることわざ「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」に登場する、百合です。

百合はユリ科の花で、百合の品種がとても多いことはご存じでしょうか。

百合の原種は100種以上・品種は130品種を数え、

日本には15種があり、

ヤマユリ、ササユリ、オトメユリ、テッポウユリ、カノコユリ、サクユリ、タモトユリ、ウケユリの8種は日本固有種(日本にのみの自生する種)です。

野菜では、ネギ・らっきょう・のびる・韮・にんにく・アスパラガス… 全てユリ科に属します。

近年DNA解析を基に分類の見直しが行われ、玉ねぎはユリ科からヒガンバナ科に変更されました。

漢方のお話し

百合の鱗茎(りんけい)を乾燥したものを、生薬では「百合(びゃくごう)」といいます。

百合と書いて、

「ゆり」と読めば花のユリで、「びゃくごう」と読めば鱗茎を乾燥させた生薬のことです。

生の鱗茎は「ゆりね」として食用され、姿形が「和合(わごう・仲が良いこと)」や「子孫繁栄」「歳を重ねる」に通じるところから吉祥の象徴とされ、お節料理やお雑煮の具材として用いられます。

乾燥させた鱗茎=生薬の百合(びゃくごう)は、潤いを与え熱を冷ます作用があります。

咳を鎮める(喉の状態を整える)、身体の熱をとるだけでなく頭を冷やす(物理的に冷やすのではなく高ぶった気持ちを落ち着かせる)、ストレスからくる胃腸の不調などにもお勧めです。

ゆりねの旬は冬、お正月前から2月頃までなので、初夏の今は乾燥ゆりね(百合:びゃくごう)をお試しください。

ほてりや熱っぽく、心が高ぶり寝つきが悪い時などは、乾燥したゆりね(百合:びゃくごう)を水で戻し、スープやおかゆの具材として食してみてはいかがでしょうか。

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