4月のおやすみは、
日曜の3・10・17・24日です。
専門学校出講のため
火曜の5・12・19・26日は、
ご予約をお受けすることはできません。
4月に咲く花をご紹介いたします。
今月はカタクリです。
ユリ科の花で、とてもデリケートな花といわれています。
開花時期は4~6月頃で、花は陽のあたる時に開き、曇りや雨の日、寒い日には花は閉じてしまいます。
早春、他の花に先駆けて花を咲かせ、周りがすっかり緑に染まる頃には姿を消してしまう、というところから「スプリング・エフェメラル(春の妖精)」と呼ばれています。
★漢方のおはなしです★
花期が終わった5~6月頃に鱗茎(球根)を取り出し、外皮を除いて砕き、さらにすり鉢で細かくし、水を加えて木綿袋でこし、デンプンが沈んだら上澄みを捨てて…を数回繰り返し乾燥させた物が、
良質の片栗粉です。
とにかく手間暇がかかる~~~
外用には擦り傷・湿疹などに用いられ、
内服として病後の滋養に用いられてきました。
古くは江戸時代には、
「病人飲食がすすみがたく至りて危篤の症になると、カタクリという葛粉のごとくなるものを湯にたてて飲ましむ」と書に記されています。
現在市販の多くの片栗粉は、ほぼジャガイモ(馬鈴薯:ばれいしょ)や一部サツマイモから採られたデンプンで作られています。
カタクリから採られた本物の片栗粉は、一部の薬局や百貨店で取り扱われているようです。
本物の片栗粉を取り出すのには相当の手間暇かかることを鑑みると、お値段も相当な価格になるのでしょうね~😳😳😳
野生のカタクリは大変貴重なもので、群生地の殆どは保護の対象になっていますので、自生しているカタクリを見つけても、採取しないでくださいね。
ということで…
なかなか手に入りにくい本物の片栗粉、
では自分でカタクリを育ててみようと調べてみると、発芽から開花まで6~8年かかるとのこと。
丹精込めて6~8年育てたカタクリを採取して…というのも辛い。
良質の本物の片栗粉を手にするのは、困難な道のりですね😅
👆👆ぜひカレンダーとしてご利用ください😊👇👇