足関節の柔軟性
転倒予防のリハビリ vol.3 は、足関節の柔軟性です。
「転倒予防のリハビリ vol.1・vol.2」は下をご参考ください。
足関節(足首)の動き方について説明いたします。
足関節が90°直角の様に見える状態が「基準」となり、足関節の動きは0°となります。
つま先が上がるように動くと「背屈(はいくつ)」といい、つま先が垂れ下がる様に動くと「底屈(ていくつ)」といい、以後は背屈・底屈と記します。
さて「転倒予防」と「足関節の柔軟性」の関連ですが…
つま先が上がる背屈が十分に出来ていないと、つま先が何かにつまづいてこけてしまった~ と、たまに聞くことがあります。
ということは、足関節の柔軟性が良いと背屈がしやすそう=イコール=転倒予防になりそうですね😊
ところが😲😲😲
足関節の動きの図をご覧ください👇👇👇
足関節の背屈は、
①背屈よりも底屈の方が大きく動く
②足の指が上に上がることで、結果的に足関節を背屈させている
つまり!
転倒予防のために足関節の柔軟性を保つためには、足の指の柔軟性も大事なんだ~ ということになります。
大事なところなので、もう一度!!!
足の指の柔軟性も大事なのだ~
さて、足の指の柔軟性ですが…
指の骨と骨との間に、骨間筋(こっかんきん)という小さな筋肉があります。
足の甲側の背側骨間筋(はいそくこっかんきん)と、足の裏側の底側骨間筋(ていそくこっかんきん)に分かれますが、概ね下図の赤丸のところにある筋肉です。
この骨間筋の柔軟性が足の指の柔軟性に関わってきます。
足の指の柔軟性は、骨間筋の柔軟性なのだ!!!
では!
骨間筋の柔軟性を良くするには、骨間筋の運動をやってみましょう。
骨間筋の運動は下のツイートをご参考にください。
骨間筋の柔軟性が良くなると、
指の柔軟性が良くなり、
足関節の柔軟性が良くなり、
つま先が上がりやすくなり、
転倒予防につながります!!!
是非お試しください。